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ファンタジー音楽を聴き漁る。商品化していないオリジナル作品を中心に。▼単なる趣味なので分析的な意図はないのだが、音楽の文脈で語られる「ファンタジー」の定義は狭すぎるように感じている。異国情緒を醸すような、牧歌的で抒情的な民族音楽ばかりがファンタジー音楽ではないはずだ。▼では、どんな音楽がファンタジーか。実は、作者自らがファンタジーと銘打っていなくても、その括りに十分入ってくる曲はたくさんある。共通項は、曲の背景に超等身大的な物語があること。楽器構成がどうあれ、スケールが何であれ、何らかのストーリーを語りながら、私たちの日常を歌ってはいない曲である。▼そういう曲が、思った以上に検索範囲の外にあることに気がついてきた。だが、作者自身が規定せず、アピールもしていない幻想を見つけにいくのは難しい。結局、検索に今まで以上の柔軟性を持たせて、しらみつぶしに探すしかないのだろう。地図は広がってしまった。
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