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「サラリーマン」は和製英語だと思っていたが、日本の会社員を指すときはネイティブでも使うことがあるようだ。昨日のNewYorkTimesにしれっと出ていて驚いた。特に皮肉的な用法でもない。日本人のホワイトカラー=Salarymanなのだ。尚、記事はSalarymenという複数形を使っていた。▼折り紙(Origami)から過労死(Karoshi)まで、日本語が英語化した例は枚挙に暇がないが、和製英語からの逆輸入はめずらしいのではないだろうか。パッと他には思いつかない。和製英語一覧を見てみても、逆輸入されたケースは見当たらないようだ。▼「サラリーマン」という言葉の醸す哀愁が「オフィスワーカー」や「ホワイトカラー」には無かったことが、逆輸入を引き起こしたのかもしれない。給料のためにせっせと働く真面目な人々。日本人的会社員。その独特の姿をズバリ表現する語彙として、「サラリーマン」以上にしっくり来る表現を無理やり探してくる必要はなかったのであろう。
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