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さまざまな実験の結果、同時発音数のボトルネックが見えてきた。▼結論から言うと、ボトルネックはシングルコア性能で間違いない。有効コア数は最大で4。ほとんど2コアしか使われていない。そして、鍵盤EQが処理負荷の半分以上を占めている。したがってストレージの転送速度も、メモリ帯域も無関係。2133MHzと3600MHz(OC)の違いは皆無であった。当然、オーディオインターフェースも影響しない。ドロップアウトの発生は転送前である。▼プラグインのインスタンスを複製してマイクを分離すると使用コア数が増えるので、単純にプラグインのマルチスレッド設計がお粗末と言わざるを得ない。極端な話、指定されたコア数で鍵盤を均等割り付けしてアフィニティマスクで縛れば鍵盤EQも同時発音もマルチコアでしっかり回せるはずなのだが、そうはなっていないということだ。これは問い合わせ案件である。現段階では、クロック周波数を高めてぶん回すしか策はない。
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