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さすがに今年はもうペナントは諦め気味だ。もちろん、最後まで諦めずに優勝を目指して欲しい気持ちはあるが、自身は三位に転落し、絶好調の巨人にマジックが点灯した今、優勝を現実にありうる未来と期待しながら試合に熱狂するのは難しい。浮き彫りになった投打の課題を整理して、来年の可能性を夢想する方がまだ建設的だ。▼さいわい、将来を嘱望される若手はたくさんいる。同じ優勝争いでも、ベテランがレギュラーを独占しつつ奮闘しての善戦と、入れ替わり立ち代わり若い力が活躍しての健闘では、未来の期待値は段違いだ。▼まったく同じ構図とは言わないが、似たようなことを仕事でも感じる。ベテランの力は偉大だが、そこを頼みにプロジェクトを「消費」しても、会社の力、部署の力は育たない。終盤に向けて期待が高まり、次へ次へと意識を前に向けられるのも、やはり若手を育ててこそ。今回は、関わった若手の大幅なレベルアップも隠れた目標にしている。
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