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期待を込めて某ゲームアプリを起動。世界観も前後関係もわからないまま慌ただしい事件に巻き込まれ、矢継ぎ早に指示を出してくる秘書的な少女の言うがままにチュートリアルをこなす。戦闘システムを説明するためだけのイベントバトルを終えて戻ってくる。秘書の女の子が言う。「リーダー、ここがホーム画面です!」▼わかっている。プレイヤーは無条件で女の子に慕われる指揮官だし、ゲーム起動時の画面はホーム画面だ。しかし、だからといってシナリオもロクに進まないうちからゲーム内の人物に「10連を引くとSR以上のキャラクターが確実にもらえます!」などと言ってほしくはない。所詮そういうことでしょと開き直らず、せめてゲーム内の概念に置き換えて話すとか、最低限のオブラートには包んでくれないと、様式美すら成立しない。元から薄いファンタジーの衣を最初から自分で剥ぐような露悪趣味になってしまう。残念ながら、興覚めというより他にない。
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