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風船を英語でバルーンと呼ぶことは、多くの日本人がなんとなく知っている。アドバルーンやバルーンアートを始め、さまざまな日常シーンでそう呼ばれるからだ。ゲーム用語なら尚更である。ゲームの中に風船が出てきたら、**風船よりは**バルーンと名づけられていることの方が多いだろう。▼では、英語ネイティブはどうか。日常の中で見かける様々な風船は、やはりバルーンである。少なくとも、よほどのことがない限り風船とは呼ばれまい。とすると、実に安直な考え方だが、小さい頃から否が応でも英語名に触れて育つ日本人の方が、幼少から大人まで日本語に触れる機会の少ない英語ネイティブより、日英バイリンガルになる土壌は整っていると言える。言語構造が云々という以前に、実は単語力のスタート地点からして差があるのだ。▼日本語も怪しいうちから多くのカタカナ語を使いこなす子どもたちを見ていて、つくづくそう思った。恩恵と意識すべきであろう。
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