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長男の創作シリーズ。▼風呂上がり。ウツボとタツノオトシゴのシールを十字に重ねて謎の生物を生み出していた。その摩訶不思議な生き物の名を尋ねると、「これはアナゴポンチだよ」と言う。ウツボをアナゴと勘違いしているらしい。訂正すると「これはウツボポンチだよ」と言い直した。なぜタツノオトシゴが合体することでポンチになるのかはわからない。由来もまったくわからない。子どもだけのファンタジーである。▼長男の独特なセンスは、積み木の遊び方で一番良くわかる。彼は、積み木を幾何的に扱うのだ。最小のブロックであっても、自分が見立てる形のためにはためらいなく斜めに使う。数学的に積み上げて、シンメトリックな高層建築を目指したりは決してしない。タコだったり、ベッドだったり、歯ブラシだったり、様々なオブジェを並べていくのである。私の小さい頃にはまったくやらなかった遊び方だ。この方向性を活かすには、恐らく私にも勉強が要る。
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