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執拗な追跡と調整の果て、やっと「二台ピアノ」で納得のいくベーゼンドルファーが出来た。これは自分史上最高と言える。結局、ソロで調整してからLRにパンを振るなどという横着で済ませようとしたのが間違いだったということだ。▼お試し用に、ラフマニノフの「2台のピアノのための組曲『タランテラ』」冒頭を打ち込んでいる。低音の重厚な響き、スタッカートの感触、中音域の重なり、高音の煌めきなど、各種の課題を最初の十数小節でこなしてくれている便利さから選んだ。ありがとう、ラフマニノフ。今度、ちゃんと組曲を通して聴くよ。▼以下、メモ。ディレイとリバーブは完全にカット。どんなに薄くかけても音の粒が濁る。現時点での結論。空間はサラウンドとハイサラウンドのブレンドのみで調整。マイク7本でやや重いが、PC性能とバッファ設定でカバーしたい。スタインウェイは音源に音の「芯」が残ってくれないと二台ピアノでは使いにくいと感じた。
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