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話題にするのを避けていたわけではない。ただ、今年のベイスターズは正味、ここまでのところ書けることが何もないのである。▼27戦で4勝19敗4分。どんなに弱いチームでも三割は勝つと言われるペナントで、勝率.174という驚異的な数字を残している。負けの内容も、総じてどうしようもない。不調とか、采配ミスとか、投打の噛み合いとか、そういうことではなく、純粋に歯が立っていない試合ばかりである。チーム防御率は4.83。さすがに今年の「優勝」は、贔屓目に見ても世迷言になってしまった。▼さいわい、今は他にもいろいろやることがあるので、真剣に野球を見ている時間が減ったのは不幸中の幸いかもしれない。ファンとしてそれでいいのかと言われると冷や汗は出るが、ここまでの試合がどれも直視に堪えないのは事実である。コロナの中、現地へ足を運んでいるファンには頭が下がる。▼好転で意地を見せるか、このまま伝説の暗黒となるか。五月が分かれ目だ。
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