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コクヨの標準的なノートを思い浮かべる。私が好んで使うのは罫線幅が6ミリのBタイプだが、AでもCでもいい。もちろん、コクヨでなくてもいい。さてここで、そのノートに罫線幅の半分の長さに折ったシャープペンシルの芯を無造作に落とすとする。芯が罫線の上にかかる確率はどれくらいか。▼帰り道、眠い頭でこんなことを考えて、赤信号を渡りかけた。以前どこかで聞きかじったものを曖昧に復元した問題である。確率の文章題は、簡単に作ったり覚えていたり既存の物を改造したりできる上、ちょっと条件を変えればたちまち難易度も変わるし、頭で遊ぶ暇つぶしの数学には最適だ。答えを知っていても気にせず楽しめるところもいい。▼単純な計算問題は脳を活性化させるという。いくつかストックを持っておいて、定期的に考えてみるのも悪くないだろう。ちなみにこの問題、実は見た目ほど難しくはない。早ければ五分で正解に辿りつく。答えは1/πになるはずだ。
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