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付属のストローがやけに細いコーヒー牛乳を飲んで「ストローは太さ次第で臨界レイノルズ数の周辺をうろつく」という話を思い出した。内径を6mmとして流量を適当に仮定すると、ざっくりとした計算で約3000。臨界レイノルズ数は2300だから、なるほどオーダーは近い。▼けれども水とソフトドリンクでは動粘性係数が倍近くも違うし、レイノルズ数は流速に比例するため、吸い上げ方にもかなりの度合い依存する。これらの変数の方がストローの内径がmm単位で違うことなどより遥かに値に効いてくるんじゃないだろうか。▼6mmという標準内径も、単にドミナント・デザインの問題でありうる。マクドナルドのストローが通常のものよりやや太い7mmなのは、ドリンクをもっともおいしく飲むためと謳われているが、これにしても定性的なマーケティング戦略以上のものではないだろう。もっともストロー程度の細さでは、どのみち乱流にはなりっこないのだが。
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