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今回はすっかり研究メモの体裁になった。修論近しということで、これからしばらくご容赦願いたい。一日他に何もしていなければ、さすがにネタも無いのである。今日はひとつの進展を見た。▼数時間に及ぶ議論の末、これまで前提として採用していたスパイクニューロンモデルの軸索強化ロジックが、現行の予測モデルには不適切かもしれないということになった。この前提から解き放たれれば学習は遥かに上手く行く。そうして、原理的にこの前提を外してはいけない理由はない、ということが明らかになったのである。「時間遅れの発火はシナプスの生成を促すが、強化は促さない。」▼これまでの次善策、ニューロンの内部膜電位を予測するモデルでは、受容体と軸索の重みを分離するためパラメータが増え、解空間が複雑になってしまうという問題があった。しかし今回のモデルなら探索時間のオーダーは保たれるのだ。大至急プログラムを走らせて、結果を確認してみたい。
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