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生体内における細胞間基質やコラーゲンの生成・維持を助け、副腎皮質ホルモンの分泌を促進し、毛細管出血を抑え、薬物中毒を治し、光線過敏性皮膚炎に効き、最近の研究では制癌作用のあることもわかっている、そうして万一過剰摂取に至っても、副作用は特にない、この素晴らしい栄養素の名前はアスコルビン酸。「レモン何個分」でお馴染みの、いわゆるビタミンCだ。▼ビタミンCには上記のように、摂取してもかなり多くの薬効があるが、その他、お風呂に入れてお湯を滑らかにするという利用法もある。水道水中に含まれる塩素を中和してくれるのだ。水道水の塩素・次亜塩素酸ナトリウムは酸化剤として、アスコルビン酸(C6H8O6)は還元剤として働くため、両者はすぐに反応して有害性の低いデヒドロアスコルビン酸(C6H6O6)と塩になる。小さなスプーン一杯ほども浴槽に溶かしてやれば、あっというまに肌にやさしい、やわらかいお湯になるのである。
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