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生音録音でなく打ち込みで楽曲を作ろうと思ったとき、いまのところ音楽的な知識や経験以上に参入障壁となっているのが、音源の扱いにくさである。値段が高い、種類が多い、容量が大きい、試用が困難など、嬉しくもない欠点が勢揃いしている有り様だ。とにかくこの音源データというものを、ユーザーが各々個別に確保しなければならないコストが高くついている。▼であれば、いっそひとつのサーバーに可能な限りのサンプルを集めてしまって、サンプラー型のインターフェースを通して音源を使えるようにした方が、コミュニティ全体の便益は遥かに良くなる。ユーザーの必要に応じて、必要な音色を提供する。そういう「クラウド音源サービス」とでも言うようなものが、そろそろ出てきてもいいのではないだろうかと考えた。数年前には信じられなかったような規模のサービスが、次々とクラウド化する時代である。技術的にもコスト的にも、まるで夢物語とは思われない。
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