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福本伸行の漫画『天』の終盤、東西戦の最終決戦で原田の提案した「二人麻雀」がなかなか面白くて、二人だけで麻雀をするときにはよく遊んでいる。詳しいルールは原作か検索を参照してもらいたい。今日もまた、泊まりの友人と二人麻雀で遊んでいた。▼さてしかしこのゲーム、後半戦の読み合いこそ楽しいが、時間制限のないところでは早上がりが横行していささか単調になる。もう少し原作のような、緊張感のあるものに出来ないかと考えた。▼原作でゲームが面白くなってきたのは、天が逆転するため上がりの飜数が縛られてからである。そこでこれに則り、配牌を開ける前に親がサイコロを振って、出た目の数縛りにするという新ルールを導入してみた。これが正解だった。満貫縛りはもちろん、五飜、六飜縛りともなると、中盤以降の攻防が極めてロジカルになり、親・子ともにぐっと戦略性が増す。様々な視座からの手作り・河作りを意識できて、基礎練習には実によい。
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