400
Post/Edit Page
フェース・トゥ・フェースのコミュニケーションが生産性に与える影響を追求した研究は多々あるが、ウェブ2.0以来フェイスブックやツイッターなどで拡大しつづけてきたオンライン上のコミュニケーションについては、それが生産性にもたらす影響を研究したものは、定量的なものはもちろん、定性的なものでさえ数少ない。これからじわじわ盛り上がって来そうな研究分野である。▼ほんの数年前まではウェブですら、ネットワーク理論などの部分的な流行を除いては、まっとうな学術研究対象と見なされてこなかった。しかし去年の十二月に開催された東京大学主催のウェブ学会シンポジウムでは、ウェブを学術的な研究対象と見なしていく姿勢がはっきりと打ち出され、ツイッター等の既存サービスも立派な学術研究対象として扱われている。関連する論文の数も増えてきた。発足したサービスが、即座に論文の題材となる時代だ。ウェブ界隈は、ますます面白くなってくる。
pass:
Draft