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『栢木先生のITパスポート試験教室』を読む。ハードからソフトまで幅広く、コンピューター・ワーク周辺の基礎知識を集約した書籍で、あまり親切な作りとは言えないが、多量の知識を320頁に体良く詰め込んだという点では成功している。細かい定義などはそこそこよい復習になった。この本から学ぶべきこと、学ばなければビジネス遂行上、困ることは何かを述べよというのが研修課題である。▼本書の構成は、基本的に新出語とその解説という形に終始しており、英単語帳にも比すべき極めて用語集に近い性質がある。そのことからもわかるように、基礎的なIT知識の要件とは用語の整理に他ならない。用語は意思疎通のツールであり、知らなければそれだけ連絡・指示が滞る。これらの用語をもって、為すべき仕事の内容を迅速かつ正確に理解し、また指示すること。これこそ「業務に対して情報技術を活用していく」ことに直結する、もっとも実用的なスキルなのである。
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