400
Post/Edit Page
故あってダイヤモンドの鑑定書など読んでいた。はじめて見たが立派なものだ。鑑定機関と鑑定者の書名にはじまり、詳細に定められた評価区分にしたがって、色、形、純度、カット、艶、光度など様々な要素を評価している。この評価次第で価格が一桁も二桁も違ってくるのだ。それぞれの判定基準と簡単な評語を興味深く見ていた。▼色は透明に近ければ近いほどよく、黄色味が混じるにしたがって落ちる。DからZまでのアルファベットで評価され、Dに近いほど透明度が高い。Sを過ぎると茶色みがかってくる。形・カットはシンメトリカルなほどよい。純度・艶・光度は言うに及ばず、もちろんきらきらつやつやしているほどよいのである。▼ちなみに鑑定書を読んでいた故というのも、英語が読めないから代わりに読んで欲しいと言われただけで、別に私がダイヤモンドを買ったわけではないのであしからず。たいしたものではなかったが、それでも銀行残高が二桁足りない。
pass:
Draft