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いま購読している雑誌さえまともに読めていないのに、またも定期購読雑誌を増やしてしまった。好奇心はいつも本人のキャパシティを越えてチャレンジングである。いいかげんどれか切り捨てていかないと捌き切れないが、厳選の末に定期購読しているのだから切り捨てられるものがあるはずもない。面白くなさそうな号は読み流すという贅沢流が現実的になる。洋服を選ぶように今日の雑誌を選ぶ。それもまた乙かもしれない。▼ジャンルは定番の顔触れだが、音楽はどこにもない。月刊のピアノ譜雑誌を取っていたこともあったが、すぐにやめてしまった。流行りの曲を弾くのがちっとも楽しくなかったからだ。思えば音楽ほど、私が知識を仕入れてくることに頓着のない領域は他にない。だからいつまで経っても進歩がないんだと言われても、抽斗の多さは確実に実力の下地になると自分で知っていても、まったく興味が湧かないのだから仕方がないのである。そういう私である。
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