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兎年は飛躍の年という。これにちなんで今年は大いに業績を飛躍させていきましょう、と意気込む新年の挨拶・抱負は多かったのではないだろうか。意気込みはよし。あとは飛躍を実現するイノベーションを起こせるかどうか、現実に起こす気があるかどうかが問題である。起こす気がないなら耳障りのいいスローガンに過ぎまい。▼飛躍とは文字通り飛ぶことである。現在の地点から浮き上がり別の地点に立つことである。したがって、良い意味を込めて飛躍という言葉を使うにしても、これを「急激な成長」と混同するべきではない。急激な成長なら誰だってしたいのであって、それを目標に飛躍をがなり立てても叶わぬ夢を吐露する以上の意味はないのである。飛躍すると言うからには変化しなければならない。「たゆまぬ努力」や「継続的改善」の先にブレイクスルーはない、くらいの覚悟で自身の変化に努めなければ、上手くいってもスキップ程度で着地することになるだろう。
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