400
Post/Edit Page
久々に修羅場である。原稿の修羅場はあまり体験しないが、どんなものが相手でも修羅場というのは、精神と肉体を削って物を仕上げ自身も大幅に成長するという、漫画やゲームで言えば修行の「奥の手」のようなところがある。いまも現在進行形でかなりいろんなことを学んでいるし、こういう抜き差しならない状況になってみなければわからないことも拾えている。これで物も仕上がれば万々歳というところだろう。あとはとにかく時間に余裕がないだけだ。▼時間のなさで逼迫したとき、学生の頃と決定的に違うのは、やはり休日開けての出勤を常に意識していなければならないことだと思う。これはほんとうに枷にも薬にもなる。月曜日を思えば無茶できないと思ってしまう心のブレーキングが、ようやく乗ってきた深夜の筆を失速させるし、決して体調を崩せないというプレッシャーは、二徹三徹などという、後々まで尾を引きかねない無謀を抑制してくれる。良し悪しである。
pass:
Draft