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輪番停電が始まる。東京電力からはピーク時の電力需要削減と想定外の事態に備えて、出社や登校を出来る限り差し控えて欲しい旨が通達されているものの、多くの社会人は「そんなことを言われても」という状態ではないだろうか。会社からは何の連絡もない。なければとにかく出なければならぬ。▼社のある区域の輪番停電の該当時間帯を見ると、ちょうど昼過ぎから定時前である。ほんとうに電気が使えなくなるとすると、四月末まで午後は仕事にならないわけだ。午前と深夜のシフト勤務などと言い出すかもしれないが、それでは節電の意味もないので、企業もどう対応するか悩みどころだろう。▼一昨日、街中の灯りが落ちたときにも痛感したが、つくづく現代社会の生活は電気がなければどうにもならないところまで来ている。頼りすぎなどと言い出すには遅すぎるのである。生活する個人としては、せめていつどこで電気がなくなるのか、しっかり把握しておく必要がある。
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