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山本山で茶を購入した。ひとつは、静岡の煎茶。もうひとつは、山本山オリジナルのほうじ茶。ふだんは煎茶しか買わないのだが、「上ほうじ茶」とありながら値段がそれなり安かったのと、そういえば家でほうじ茶を飲んだことないなと思って、物の試しに買ってみた。あわせて二千円。▼煎茶用とは別の急須で淹れる。ほうじ茶は葉が粗いので、いつもの急須では網が合わない。煮沸直後の湯を直に注ぐ。熱々で美味しく飲めるのも煎茶と違う魅力である。手作りの小さな湯呑み。和食屋で食後に出されるような、控えめで上品な味がする。ほうじ茶は全般にそうだが、とにかく主張が強すぎなくてよい。▼煎茶よりもカフェインが少ないから、夜にも遠慮無く飲める。胃への負担も少ないため、乳幼児や老人の水分補給にもよいそうだ。それでも抹茶や煎茶よりも「格下」扱いされるほうじ茶が可哀想でもあるが、そこは実用の世界と格の世界はまた別ということだろう。仕方ない。
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