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一号機は恐らくメルトダウン、二号機も三号機もメルトダウンしているかもしれない、なんだと、それじゃあ三基同時メルトダウンじゃないか。等々。あまりにもしばしばメルトダウンという言葉を眼にするようになってきて、だんだんゲシュタルト崩壊に近いものを感じ始めている。茹でガエルになったのだろうか。そうでもあるまい。要するに、メルトダウンという現象の詳細がわからないのだ。▼炉心溶融と漢字で書いても、ウィキペディアを調べてみても、では「一号機がメルトダウンしているかもしれない」という情報がどれほどの危険を示唆しているのか、正直なところまったくわからない。現在進行形でチェルノブイリ型の放射性物質の拡散が起こっているわけでもないし、だから安全というわけでもない。定義が広いから、定義が違うから、などと言いつつ専門家たちはメルトダウンという言葉を好き放題に解釈しているように見える。肝心なところが何も見えてこない。
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