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「福岡のカリフラワー、沖縄のカボチャ、高知のナス、宮崎のピーマン、東京のウド、佐賀の絹さや、熊本のベビーリーフ、長崎の新じゃが、青森の牛蒡、高知のミョウガ、鹿児島の空豆、栃木のクレソン、佐賀の新玉ねぎ、北海道のたまねぎ、徳島の人参、北海道のジャガイモ、津軽のフキノトウ、津軽のタラの芽。……韓国のパプリカ、ニュージーランドの玉ねぎ。」▼ある知人が連休旅行で、山梨県は八ヶ岳のスーパーマーケットで見たという食品産地の並びはかくの通りだったという。よくもまあ全国各地から集めるものだと感心する一方、フードマイレージはどうなっているのだろうか。各々の県が名産品を安く売り込んだ結果のサラダボウルといった感が強く、生産のエネルギーとマイレージを最適化した結果にはあまり見えない。価格の安さ即ちエネルギー消費量の低さではないところにフードマイレージをめぐる最大の課題がある。その課題の具体的な形を見た気がする。
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