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アニメのブルーレイディスクがよく売れている。厳密には「売れているアニメがある」というだけなのだが、単価の高いブルーレイで数万枚のタイトルがいくつも出ているのは快挙と言うべきだろう。今後、ブルーレイの再生環境がより多くの家に整うことで、さらに売り上げの上がることを期待している。製品が売れて、資金が出来て、面白いアニメが増えるに越したことはない。▼それにしてもアニメのパッケージ販売は不思議な商売だ。初見がどれくらい買うのか知らないが、多くの視聴者は放送を見てからパッケージを買うのだから、本で言えば図書館が販売も兼ねているようなもので、どうしても二度見たいと思うものしか売れないということになる。「二度読む価値のない本は一度読む価値もない」という格言があるくらいで、二度見たいというのは、よほど優れたコンテンツでなければ実現できない欲求だ。生半可なつくりでは売れないと言うに等しい。タフな商売である。
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