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中学、高校、大学、そして今もまだ毎日通り続けている長い付き合いの横浜駅で、中央階段付近にふと喫茶店を見つけた。天井のそれほど高くない空間で、売店の二階の窮屈そうなスペースに張り出していて角度的に見つけにくい。こんなところに喫茶店が出来たとは知らなかった。今度入ってみようかな。そんなことを話したら、出来たも何もずっと前から在るよと言われて仰天した。たしかに別の店があった記憶はない。▼まったく別の話だが、つい一昨日もお湯の沸騰を待つあいだ、目的もなく食器棚をぼんやり眺めていたら、いつもうどんや肉じゃがを入れる深めの食器が、ふと目線の高さにあった。そうしてよくよく見ると、ただの柄だと思っていた外側の模様が「へのへのもへじ」であることに気がついた。これもまた何年も愛用してきた食器である。立て続けの出来事に認識の信用ならなさを改めて痛感した。他にも延々と見過ごしている驚きがないかどうか、探している。
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