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ソーシャルゲームのブランド化が進んでいる。▼早くから予見されていたことだが、古参からベンチャー、果ては大企業まで入り乱れての製品競争で、ソーシャルゲームの世界もようやく釣りと農場のコピーゲームでは立ちゆかなくなってきたらしい。日本ではまだ動きは少ないが、アメリカを始めとするフェイスブック圏では、着実にブランド組が覇権を握りつつある。人気テレビ番組とのコラボレーション、スポーツのスタープレイヤーをフィーチャーしたゲーム、有名ブランド協賛のバーチャルグッズ。▼ブランド化のトレンドで苦しいのはベンチャーだ。いかに衆目を引くかの競争になれば、既存のブランドを活かせる大手はやはり強い。市場に出る、出てから認知される、認知されてから利用してもらうという数段階を、逆風に晒されながら駆け抜けなければならない。黎明期の単騎逃げ時間は終わったのだ。ソーシャル系ベンチャーは、来年が生き残りの正念場になるだろう。
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