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昨日の記事で書いたこととは裏腹になるが、今日、エコノミストの最新号33頁に日本のTPP騒動に関する記事が掲載されているのを見た。"Japan's free-trade dillemma"という見出しの下に、"Yes, it should"の副題。ヘッダだけで中身の分かる、記事のお手本である。▼BLOGOSのようなブログ総集編に載る記事と比較して、エコノミストやフィナンシャル・タイムズの方が情報の質が高いなどと言えるほどの知識はないし、必ずしもそうは思わないが、ブログの方が、情報の内容そのものよりも、情報を発信している意図が臭いがちなのは確かである。にっくき論敵の的外れな私見に無知な民衆が扇動されては困るから啓蒙しよう。私の特異な体験から、何も知らない君たちに舞台裏の真実を教えてあげよう。そういうものが目立つように思う。こうしたトリビア式の情報源は、流行れば流行るほど逆説的に意味を失う性質を持っているので、次第に飽き飽きしてくるのだ。
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