400
Post/Edit Page
アイデアを創案しコンセプトを考える段階ならば、できるだけ多くの要素を掻き集めて頭の坩堝でことことやるのもいいだろう。しかし物事を決める段になったらそれでは上手く行かない。等しく重要なことがいくつもあっては、相反する要求一組で容易く袋小路行きである。ではどうするか。実はそれほど難しい話ではない。私たちは既に、数多くの判断を経て必ずひとつの答えを返す機構を知っている――プログラムを書くことだ。▼どんな入力に対しても、IFELSEの集積と例外処理を通せばただひとつの返り値が得られる。物事の決定なら型はブールがいいだろう。その決定、イエスかノーか。知りたければ「決定判断プログラム」を構築し、考えうる全ての決定を放り込んでみよう。「大前提を満たしているか?」「顧客の要件を満たしているか?」「付加価値は十分か?」……。関数が厳しければ全てノーになるかもしれないが、そのときは、よりIFを通過した入力が解である。
pass:
Draft