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ポツダム宣言の全文を読んだ。突然、歴史解釈の必要性に迫られたわけでも、政治的意識に目覚めたわけでもない。たまたま手元の本に「いちどは読んでみるといい」と薦められたので、その通りにしてみたまでだ。日本語と、英語でそれぞれ読んで、ニュアンスの違いなど比べて楽しんでいた。▼ときに**宣言というからには、てっきり必要十分な文言で構成されていると思っていたが、これはとんでもない誤解であった。強調語彙の多いこと多いこと。「三、蹶起セル世界ノ自由ナル人民ノ力ニ対スル「ドイツ」国ノ無益且無意義ナル抵抗ノ結果ハ日本国国民ニ対スル先例ヲ極メテ明白ニ示スモノナリ」など実に顕著である。▼日本語の方でわざといかめしく訳しているのかと思いきや、そういうわけでもない。「破壊」や「壊滅」の前にはアンドで繋がれた形容詞たち。忠実な訳とさえいうべきだろう。ついでに内容解釈のサイトもひとめぐりしたが、ここで触れることはしない。
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