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会社の同僚たちと連れ立って、電車で富士山の頂上へ美味しいつけ麺を食べに行く。ところが帰り道、電車が止まって下山できない。明日は出社だ。ここで再開を待つわけにはいかない。みんなで力を合わせ歩いて下山しよう――そんな夢を見た。▼のっけから設定は支離滅裂だが、体験に飛躍がなく、かなり現実味の強い「夢とは思えない夢」の部類であった。電車が出ないと知ったときの焦り。下山を決意したときのわくわく感。醤油つけ麺の味まで思い出せそうだ。▼目覚めてみて面白いと思ったのは、夢の中では誰も彼も、私が同僚たちに抱いている印象が、純粋な形で発現していたことだ。この人は頼りになると思う人はじつに頼れる先導役だし、気遣いが出来ると思う人は皆の手助けをしていたし、いつも場を和ませてくれる女の子は、下山のつらさを話と笑顔で紛らわせてくれた。その他も然り。人の印象の再確認。なんだか、そのための夢だったんじゃないかとさえ思う。
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