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ジョギング。横断歩道の白線を跨ぐとき、その幅を覚えておく。だいたいそれくらいの歩幅で走るのが、私にはちょうどいいらしい。狭いストライドは脚への負担が少ない。競馬の世界にもよくある、ピッチ走法というやつだ。テイエムオーシャンやアストンマーチャンが懐かしい。▼ピッチ走法に比べてストライド走法は脚への負担こそ大きいが、スピードを出すには歩幅を大きくするしかない。タイムを競う競技なら、このトレードオフを考えて自分の走法をコントロールする必要があるだろう。しかし、急ぐ必要のないジョギングでも、歩幅は狭ければよいというわけではない。▼競走馬に得意走法があるように、人間にも足の長さや筋肉・フォームの違いにより、各人の「最適ピッチ」が存在する。走りながら靴の大きさを単位にして歩幅を変えてみるとわかりやすい。エネルギーロスの少ない「しっくりくる」幅がある。これを意識してから、より楽に長く走れるようになった。
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