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元気なつもりでも、「休日」という概念がなくなると心身は徐々に疲れてくる。たとえ私生活が忙しい場合でも、オフの日だという意識が身体を休めてくれるのだ。果たして365日フル稼働している政治家や芸能人のような人々は、どのようにして休息を得ているのだろうか。上手な自己暗示があるのか、慣れれば休息など必要ないのか、それとも必要だが物理的に無理なので、日々、破滅へのロシアンルーレットを回しているのか。▼南米生まれの同僚がいる。眠い午後の日、うちにもシェスタが欲しいねと冗談で言うと、南米にいた頃はどこもふつうにあったと言う。三十分ほど寝るのかと聞いたら、一時から三時半くらいまで寝ているのだそうだ。みんな働かないからね、と彼は苦笑する。寝て起きて昼前に仕事を始めて、昼は寝て夕方に働いて日が落ちたら帰る。かたや午前二時に家へ着いては仮眠のように眠り、朝から再び仕事漬け。まいどながら、いろいろ考えさせられる。
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