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『ゲームクリエイターが知るべき97のこと』『ゲームを動かす技術と発想』を読む。前者はオライリー定番の「97」シリーズにあやかり、CEDEC運営委員長の吉岡直人氏が独自に編纂したもの。そのため人のチョイスはCEDEC講演者に偏りがちだが、職種はアートディレクターから、コンポーザー、プログラマ、システム開発、企画、プロデューサーと、幅広くバランスがいい。▼後者はバンダイナムコスタジオの描画プログラマによる、ゲームプログラミングの<基礎の基礎>。ディスクリードからメモリ配置、アニメーション、3Dグラフィックスまで、コードなしでここまでわかりやすく、かつシンプルにゲームプログラミングを説明している書籍は稀有だと思う。データや描画に明るくないゲーム業界の新人は、職種を問わず必読と言える。二年、三年を経て中堅に差し掛かりはしたが、担当以外のことを曖昧のまま手付かずにしていた人の「おさらい」にも格好だ。
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