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今年も会社で蕎麦を食べる。天ぷらの買い出し役。てんやが大晦日の特別パッケージを路上で売り出していた。揚げたてどころか外の寒さで冷えきっているが、年越しそばなどノリと気分なので気にしない。買い込んでもどる。海老は誰にあたるだろう。▼去年より静かな空気。笑いと静寂が交互に来るあたり、みんなだいぶつかれている。とくにメインは負担が大きいのだろう、いつもなら人一倍騒ぐところが、今日は静観気味でいた。決まりきらない仕様、迫る締め切り。苦労は察して余りある。実働部隊がてきぱき動いて、頭痛の種を減らしたい。▼恒例の蕎麦屋は「忙しすぎるので出前は出来ません」とのこと。別の店を立てた。日本の風習などまるで興味のない若者たちも、何を食べるアテもなければ蕎麦でも食べよう、せっかくだから……ということになるのだろう。こういう無意識の選択に、伝統と習慣の根強さを感じる。蕎麦を食べて、お茶を飲んで、来年もがんばろう。
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