400
Post/Edit Page
いつからか「社畜」というスラングが使われはじめた。自分たちが自虐したのか、まわりが蔑称に使い始めたのか知らないが、ともあれ馬車馬のごとく働くハードワーカーを揶揄する言葉である。社畜。▼私はこの単語が出るたびに、自分は社畜ではなく戦士だと強く主張している。社畜仲間ですね、などと言われようものなら断固として反対する。冗談ではない。そういう弱い言葉は、いつも受け身で仕事をしているような人が自分で自分に使えばいいものだ。たとえ馬車馬のように働いていても、私は、馬車馬として飼われた覚えはない。▼つらければつらいと言うし、理不尽なら理不尽だと不平もこぼす。けれどそれでも、いつだって自分で選んでいるのだ。"I choose to do."――"have to"で忙しくしたことなどいちどもない。他人からはなんと言われようと思われようと、たとえ現実には間違っていようとも、この結果は私が選択したのだということだけは、胸を張って言える。
pass:
Draft