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起こりうる悪夢は起こる。マスターアップを目前にして、ついに我がプロジェクトにも大魔王が降臨した。私のパートメンバーがひとり、インフルエンザの凶刃に斃れた。▼昨日まで食事を共にしていた仲間だから、私の身体にも潜伏している可能性が高い。そういうときどうしたらいいかわからないのだが、せめてもと栄養補給は日頃より念入りにしている。効果があると信じる心も、どこまで役立つかはわからない。▼今週の残りタスクを考えると、端的に言って悲劇である。彼は優秀だが、どちらかというと仕様の確定を待つタイプであった。最後まで流動していた大きな仕様の塊に、またどうせ変わりますからと手をつけないでいた。それがまるまる残されてしまった。奇しくもおとついの話をなぞる形になるが、こういうことなのである。この数日間、彼が片付けていた小さな仕様とバグの数々は、他のパートの人たちにも小さな時間があれば出来たのだ。今、それが出来ない。
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