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一年間、インターフェースのコーディングを担当して、ああすればよかったと思う反省点も、こうしてよかったと思う好材料も、自分の中でたくさんできた。どちらも次に活かせれば良いと思う。▼好材料の方でとりわけ自賛できるのは、不規則なデータの例外処理を徹底してデータ側に一任したことだ。ここばかりは頑なに引き受けるのを拒んだ。私がやりましょうと率先して言うのは雑用だけでよい。多少面倒がられても、それはそちらでお願いしますと頭を下げた。理想と現実の境界面を、表示側に設けてはならない。これは鉄則である。▼案の定、終盤ぎりぎりでデータの不整合が露見し、いくつもの仕様修正に見舞われることになったが、そのためにインターフェースが破綻したりフローが崩れたりすることはほとんどなかったのである。そうして、この「ほとんど」の覆い切れなかった部分にこそ実は反省点の方があるのだが――その詳細を語るのは、また別の機会にしよう。
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