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数日前、部屋の電灯を電球タイプからナチュラルタイプに変えたとき、かなり見た目が変化したと感じた。やんわりとした光を運ぶ電球タイプに比べ、ナチュラルは光線が鋭く強いので、良くも悪くも壁や床が細かく見えるし、色味の違いで家具や小物の印象もがらりと変わる。ワット数は同じでも、以前は読書に適さないほど暗かったのが、今は夜など目が痛くなるくらい明るい。白昼のような明るさである。▼クール、ナチュラル、電球。パルックプレミアの三種類。どれを選ぶかは個人の好みとセンスに拠るが、昼に近い色ほど前向きで活動的な精神を刺激し、夕方に近い色ほど心を落ち着かせ安定を与えるのは、誰であれ同じである。完全な暗闇よりも、夕方色の方が鎮静効果は強いようだ。現代の日本ではもはや失われた習慣だが、夕方とは即ち眠りへの準備であった古き時代の名残であろう。これも考慮に入れて、居間は白昼タイプ、寝室は電球タイプと使い分けるのが良い。
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