400
Post/Edit Page
今日、久しぶりに「もののけ姫」が見たくなった。急な気分だが、いちど見たくなるとなかなか見るまで収まらない。さいわい休みで時間はあるから、DVDでも借りて見ようと決心したところで、ふいに最寄りのツタヤが閉店したことを思い出したのである。今はもぬけの殻だ。▼歩いて一分の地点にある便利なツタヤだったが、滅多に映画を見ないので利用したことがほとんどない。あるときは要らず、なくなると入り用になるという、世の常の典型を地で行く出来事に苦笑した。▼もののけ姫はこれまでに三回か四回見たが、繰り返し見たのは子どもの頃で、成人してからは一度も見ていない。見ていないのに頭ばかり小賢しくなって、構成の批評やら物語の解釈やら表現の分析やらは出来るようになってしまったから、はたして素直に集中できるかわからなが、そこは作品の魔力で有無なく感動させてもらえることを祈っている。いや、それが出来るからこその「名作」であろう。
pass:
Draft