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東京メトロの各路線で、一日あたりの輸送人数が最も多いのは東西線、対して最も少ないのは南北線である。もちろん東西線が30.8kmに対し南北線が21.3kmという路線距離の違いも考慮するべきだが、輸送密度まで踏まえても南北線の利用者は他のメトロに比べて多くない。地図上を左右に動く人が多く、上下に動く人が少ないと見ると、なにやら示唆深いデータに思えてくる。▼東京メトロのホームページで「企業情報」へ行くと、運輸事業の紹介から「駅別乗降人員順位表」へ飛べる。2011年度から更新されていないので最新の情報ではないが、現在も大勢に影響はなかろうと思うほど池袋が圧倒的だ。大手町、渋谷、新宿を抑えて断トツの一位である。丸ノ内線、有楽町線、副都心線という有力株三線が停車している強みはあるが、JRに強力なライバルがいることを考えると立派な数字ではないだろうか。二位の北千住は意外だが、ここは逆に取り合う相手がいないのだろう。
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