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予告通り、遠路はるばる「一燈」へ行く。新小岩駅を出て店の方角へ歩き出すと、場所を特定する前に路地へあふれる待機列でわかった。相当な待ち時間を覚悟したものの、平日の夜だからだろうか、思いのほか回転は早く一時間もかからず店内へ。「特製濃厚魚介つけ麺」をいただく。▼想像とはだいぶ違う味。濃厚魚介という言葉から想像するほど濃くはなく、とろみがあってまろやかで、鶏の風味がかなり強い。麺、スープ、ともに文句なく、思わず言葉も少なに黙々と中盛を平らげたが、なにより驚いたのは、つけ麺にありがちな「冷めると不味くなる」という弱点を完全に克服していること。冷めてからの方が旨いのでは、と思うくらいに最後の麺の一本まで旨かった。▼「これはうますぎる!」という瞬間最大風速なら他の店に劣ることもあるかもしれないが、若者だけでなく年配の方にも気に入られそうな上品な味と、ムラのない安定感で、総合点は一枚上手という評価だ。
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