400
Post/Edit Page
久しぶりの素直なスクラップブック。この言葉をメモ帳に書き留めて、大切にしている人はかなりいるんじゃないかと思う、名言工場・岡本太郎氏の至言。「みんなから歌がうまいと言われるヤツだって、自分はうまいけど、やはりあの人には劣っていると思っているものだ。そういう人の前で、平気で下手に、明るく歌を歌ってやればきっとうらやましがられる。ひとつ、いい提案をしようか。音痴同士の会を作って、そこで、ふんぞりかえって歌うんだよ。それも、音痴同士がいたわりあって集うんじゃだめ。得意になってさ。しまいには音痴でないものが、頭をさげて音痴同好会に入れてくれといってくるくらい堂々と歌いあげるんだ。」▼でも、と反抗的なコメントも添えておこう。同じように朗々と下手な歌を歌っていても、いろんなものがついてくる人と、何も手に入らない人が出てくるものだ。同好の中で新たに生まれた格差を受け入れる精神力はどうやって養うのだろう。
pass:
Draft