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あんまり眠くて、集中力もつづかなくて、このさい帰宅時間を遅らせてもいいから一眠りしたい、と思うことはよくある。終電より遅い帰宅時間はないので忙しいときほど叶わぬ願いではあるが、どうしても眼が閉じて仕事にならなそうなときは、机でだらだら寝るよりは良いと、夕方の食事休憩に仮眠室へ行くことがある。十七時に清掃が終わるので実はいちばん綺麗な時間だ。▼目覚まし時計は鳴らせないし、さりとて確実に起きなければならない重圧もあって、そうそう熟睡はできないのだが、数十分暗いところで横になっているだけでも眼と頭脳は多少回復する。というより、比べてみると案外、眠りに落ちてしまわないほうが良いようにも思う。布団でしっかり眠ってしまうと、這い出すコストが大きすぎて、部屋にもどっても体が仕事についていかない。朝のあのつらい時間をもういちど繰り返すようなものだ。小休止はあくまで小休止。深く休めば良いというものでもない。
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