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アルファブロガーという和声英語がいつの間にか死語になり、代わりにブロガーという単語そのものが職業を指す言葉になってきた。ブログを書くという行為が、体系化されたアフィリエイトのシステムにより生計を立てる手段となり、とりわけアテンションを集められる人気の書き手はブログ書きの「プロフェッショナル」になったわけだ。▼サラリーマンに比べれば収入の多寡はまだまだ比べるべくもないと言われるが、文章が生き甲斐の人たちにとって、その文章で食べていける手段が新たに出来たのは素直に喜ぶべきことだと思う。一昔前までは、至極当然、日記で食べていける人など存在しなかった。存在しないのと難しいのでは、可能性は雲泥の差だ。▼今はまだ、ウェブの「目」は虫の如く火の手のあがるところに群がっているが、新しいコンテンツの黎明期はいつもそう。気にするまでもなく、そのうち良質な蜜を求めて散りゆくだろう。文章のプロが増えるのは嬉しい。
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