400
Post/Edit Page
整理整頓は苦手、掃除もきらいな方だが、片づけるとなったら半端にやるより徹底的に完了させた方がよいと思っている。せっかく汗水垂らして整頓したのに「片付いたかどうかわかっていない一角」が存在するのはどうも癪だ。本に次いで、収納という収納を空にすべく奮闘した。次々に出てくるのは、いらないもの、いらないもの、そうして、どう見てもいらないもの。▼今はもう存在しないゲームセンターで、かつて乱獲した手鏡が二十枚ほど出てきた。恐らくは無許可の品であろう、公式の絵ではないアニメキャラクター物の景品である。クレーンの設定に穴があって、とある狙い方をすると百円で確実に獲れたので、バイト帰りに日課のように落としては溜めていたのだ。実際、それなりちゃんとした鏡なので、ひとつひとつの使い手はある。ただ、使うかと言われれば間違いなく使わないわけで、もったいない話ではあるが、数枚の思い出を残して燃えないゴミとなるだろう。
pass:
Draft