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難解で、連続的で、主観的な、偉人たちのウィキペディア。松岡正剛『遊学I』をようやく読み終わる。これで半分。改めて興味が湧いた人、別の側面を見出した人たちの名前を一度まとめておこう。▼ヴァスバンドゥ。ヤン・ヴァン・アイク。ウィリアム・ギルバート。フィリップ・パラケルスス。イマニュエル・スウェデンボルグ。ピエール・シモン・ラプラス。グスタフ・テオドル・フェヒナー。ミハイル・アレクサンドロヴィッチ・バクーニン。ウィリアム・モリス。ピョートル・アレクセイヴィッチ・クロポトキン。▼アマデウス・ホフマンをめぐる謎の人物「S」と「M」の対話は鋭い示唆を含んでいる。「真の独自性とは「いかに真似しやすいか」にあるのではないのかね?」あるいは、私の好きなヴィリエ・ド・リラダンが、これほど壮絶な人生を送った劇的な伯爵であることなど知らなかった。これは読書というより、他人のメモを見て発見を拾い上げる愉しみに近い。
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