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先輩の結婚式、二次会へ出席する。二次会のみならず三次会、終電後の四次会まで参加した。いつもなら三次会で帰るところだが、今日はその自制も無粋と思うほど明るくて楽しかった。羽目を外しすぎない、さりとてまじめすぎない、いい按配の日和であった。こう書いて見ると、先輩の人柄そのものなのが面白い。▼そうして恐らく永久に私の記憶に刻まれるであろう衝撃は三次会である。新郎新婦不在のまま集結したカラオケルームで右往左往する立ち上がりこそ不安であったが、そんな経緯を吹き飛ばす最高のショーを見ることができた。圧倒的な熱量。新婦友人のひとりによる創作ダンスである。▼ずっと踊っていた。人の歌でも踊っていた。その動きが真剣そのものなので、私も歌は耳半分、踊りの方をよほど真剣に見ていた。巧い下手は知らぬ。しかしこの時この場所で、自らは真摯に踊りながら場を湧かせる度量に肝を抜いた。生身の人間に感動したのはいつぶりだろう?
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