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ユイスマンス。フレイザー。ツィオルコフスキー。ラフォルグ。ドビュッシー。HGウェルズ。鈴木大拙。泉鏡花。シェーンベルク。寺田寅彦。トロツキー。クレー。ミース。折口信夫。ヴィトゲンシュタイン。三枝博音。ツァラ。バタイユ。ダリ。▼『遊学II』はあまりにマークすべき人が多いのでフルネームを避けた。ここまで時代が下るとさすがに知らない人は少ない。この71人のラインナップに寺田寅彦やミースが採用されているのは嬉しく思う。折口信夫は、どうしていままで看過していたのだろうと不思議なくらい触れておくべき掘り出しものだ。ユイスマンス、バタイユあたりは、今こそもういちど真剣に読み直せば、得られるものは大きい気がする。▼最後に、巻末の高山宏氏の解説で、サイモン・シャーマの『風景と記憶』に言及していてどきりとした。昔、大学生協で何日も眺めては高額に手が出ず、ついに読まず終いの名著である。これを機に紐解いてみようか。
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